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津波てんでんこ

『津波てんでんこ』という言葉を知っていますか?


この言葉は私の父から聞いた言葉です。



私の父は東日本大震災で被災地になった岩手県釜石市の出身です。

『釜石の奇跡』として震災報道の度に取り上げられていたと思います。



『津波の際にはてんでんばらばらに逃げなさい』
津波が来ても
子供は自分が逃げていれば後で親はきっと迎えにくると信じ、
また、親も子供が逃げていると信じて自分も逃げる。

これが『津波てんでんこ』です。



釜石は目の前が海、後ろが山という地形で、津波が来たら大変なんだよ。
でも、釜石には世界最大級の津波防波堤があって、守ってくれているんだ。

父はよくそう言っていました。

父の実家は漁港からすぐの所で、私も幼少期に住んでいて、
港も遊び場でした。

でも、今回の津波で思い出の地は
ほとんど流されてしまいました。


地震で青森が停電し、携帯の小さな画面で見たテレビの中で
自分の見慣れた地が波に吞まれていくのを見たときには…。



親戚も知り合いも沢山いる街。


誰とも連絡も取れず、やっと入った連絡が
「ばあちゃんが流されたらしい」というものでした。



みんなが信じていた津波防波堤は根こそぎ破損したそうです。


でも、防波堤があったからあれ位で済んだんだ、と考えると
なかったら、一体どんな風になっていたのか考えるだけでゾッとします。



街の被害はすごかったものの、『釜石の奇跡』といわれ、
子供たちの被害が最小限で済んだのは、防波堤に頼りきるのではなく、
日頃から話し合い、訓練していたからだそうです。



『津波てんでんこ』

津波だけではなく、様々なことに言えることだと思います。


日頃から
考え、周りと話し合い、確認すること。


ちょっとしたことですが
一人ひとりが出来ることの最大限をしておく必要があるのでは。


自分の身を守るのは最終的には自分です。

誰かがなんとかしてくれる、ではなく

誰かに助けてもらう為にも、

日頃からいざという時の事を
頭の片隅にでも置いて、
一人ひとりが生活出来たら、と思います。




3.11 東日本大震災で犠牲になった方々に
心からのご冥福をお祈り申し上げます。


そして、今も犠牲になっている方々に

一日も早く心の落ち着ける日が来ますように。
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